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主催 建築家・吉田明弘

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フロイデ彦島

所在地

山口県下関市彦島西山町3-12-1

完成年月

2005.7

用途

ケアハウス、グループホーム、デイサービスセンター

発注者

社会福祉法人 松涛会

階数

地上3階

敷地面積

5,587.97m2

建築面積

1,991.05m2

延床面積

4,895.05m2

設計

大野秀敏+吉田明弘/アプルデザインワークショップ

構造設計

構造設計集団

設備設計

総合設備計画

施工

大成建設広島支店

撮影

北嶋俊治

掲載誌

新建築0702、病院2009年8月号

グループホーム、ケアハウス、デイサービスと地域交流スペースからなる複合施設である。我々の工夫はこの種の施設に必要な「見る,見られる関係」や「気配が伝わる構成」を実現するため、平面構成を二重の入れ子構造にしたことにある。建物を周囲の住宅地に対して圧迫感のない低層とし、通風と採光に配慮した4つの中庭を設け、中庭と共用室を赤い壁で取り囲み、外側に白い個室空間が取り巻く構成とした。中庭を透して他の赤い壁の中にいる人の様子や話し声が伝わり、穿たれた開口から海の気配を感じ、どこにいても入居者が視覚的、心理的に人と自然の両方の気配かを感じる。.バルコ ニーの一部には白い布が張られ,外 部に対して白い帆のように見え、人の住まいの在処を示している。