主催 建築家・吉田明弘
主催 建築家・吉田明弘
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プロフィール
わかたけの杜(一期+二期)
所在地
神奈川県横浜市
完成年月
2014.12
用途
福祉施設
+診療所
発注者
社会福祉法人
若竹大寿会
階数
地上2階
敷地面積
15,617.16m2
建築面積
2,874.58m2
延床面積
3,788.48m2
設計
ヨシダデザインワークショップ
+健康設計
構造設計
MID研究所
設備設計
総合設備計画
ランドスケープ
カネミツヒロシセッケイシツ
施工
大洋建設株式会社
撮影
北嶋俊治
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クリニック棟
サービス付き高齢者住宅(20㎡10室及び40m²タイプ4室)に24時間対応在宅療養支援診療所と24時間訪問介護・看護事業所を併設した複合建築物である。窓際にキッチンを持つ単身者用20mワンルームは森に開いた共用リビングや特殊浴室を持つユニットケア型のゾーンを形成し、40㎡タイプ住戸では共用廊下側に専用の光庭を持ち、居ながらにして自然を感じることができる明るい室内とした。北側1階に配置した療養支援診療所は積極的に患者 に自然「森」を見せることによる心理的な効果をテーマとした森に抱かれた待合室を実現した。外観は機能別に仕上げとボリュームを変えて分節させることで、プロムナードに対して圧迫感を軽減し、「わかたけの杜」全体に調和した景観をつくりだしている。
東棟
コミュニティの核となり、2階住戸へアプローチするエレベーターを持つセンターハウスを中心に50㎡住戸42戸を準耐火木造2階建の住棟を8棟に分棟化して空中歩廊で連結した「低層分棟連結型」の配置することで収益住戸数を確保しつつ入居者が戸建て感覚で住める「土に近い暮らし」を実現している。住戸内は可動間仕切りと可動収納によって、ワンルームから2DKまでの多様なプランの変更を可能にした。ボリュームの「ズレ」や仕上げを住戸ごとに変える「差別化」といったテーマを外観に展開することで、「我が家」の視認性を高めた。「街の居間」となるセンターハウスの共用の食堂とラウンジは燃えしろ設計による木表しによって、天井の高いリゾート感覚を持つ印象的な空間とした。
©2012- yoshida design workshop