ヨシダ デザインワークショップ ブログ

学校建築・福祉施設・オフィス・工場をはじめとした設計実績が豊富な建築家・吉田明弘の建築に対する考え方をお伝えしていきます。

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わかたけの杜では意識的に玄関を向かい合わせにするために南入りの玄関があります。また、空中歩廊を渡る人と目が合います。路地を意識的にジグザグさせて 視線が錯綜するようにしています。ちょっと近隣の人と顔をあわせる仕掛け。ちょっと会釈する関係。それは現代都市が失った大切なものを再評価する試みでも あります。

「井戸端会議」にかわる仕掛けを常に考えています。

石畳、植え込み、自転車、オーバーハングする増築、電線、通路の幅。全てがむしろ「好ましく」見えます。ノスタルジーかもしれませんが、科学では説明できない良さがあります。

 「わかたけの杜」路地に面したリビング。有孔折板スクリーンで少しだけ視線を遮ります。空中歩廊の視線もあります。路地裏のように植え込みを置けばさらに穏やかなバリアーになるでしょう。人が通れば覗かれるかもしえれません。でも、ここはすぐに満室になりました。嫌ならカーテンを閉めれば良いし、みんなそのうち心を許す素晴らしい隣人になるかもしれません。